成長曲線で知る体型とは
子どもの発育とは日ごとに変わります。それは成長期を終えるまで続きます。その期間に伸びるはずの身長があまり伸びなかったり、極度に肥満したり、と問題はさまざま起こります。しかし、成長期に突入してしまっていては、手を打つにはもう遅いという状況のことも多々あります。そのため、幼児期から成長を記録する成長曲線をつけることが病気を早期発見、そして早期治療に繋がります。
現在の子どもは大きくなったとよく言われます。確かに20年前と比べると、食生活の変化が大きくて、小さい頃から育ちやすい環境になったと言えます。ですが、食の欧米化に伴い、肥満傾向の子どもを心配する親御さんも多いのではないでしょうか。
この状態を成長曲線で見てみますと、身長の曲線は標準偏差曲線で言えば+2SDから−2SDの間でも体重の曲線が+2SDを上回っている状態です。そして横軸である時間軸、すなわち生後何歳何カ月の経過速度に対し、縦軸の体重が上昇傾向にあるかどうかが重要です。単純肥満の場合ですと、インスリン様成長因子−1の分泌により身長も伸びて行きますので、さして問題はありません。ですから、身長の伸びも併行して考える、ということが大切になってきます。
あまりにも肥満速度が早いのならば、病院に相談しに行くのも良いのですが、この時期は身長もどんどん伸びて行きます。現在、まだ伸びていてなくても、体重に身長が追いつくというケースが多いです。そのため、体重を減らさそうとまでしなくとも、体重を維持させるだけで問題が解決することが多々あります。これが、年齢とともに痩せてくる、ということです。ですから、体重の場合、成長曲線だけで過度の心配をするのはかえってよくない場合があります。
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